石田衣良 – 『カンタ』
映画や読書は、先入観の排除を心掛けていますが、なかなか難しいものですね。
ITやサイバーが絡んでくる小説などは、ついつい買ってしまう性分で、今回は幼少期から大学在中時の起業~成功~転落?に至るまでのストーリー
中盤からの展開が忙しすぎでした。
あと、障害についても中盤以降は疑問です。
そして先入観については、幼馴染の美女が出てきた時点で・・・
石田衣良 = 美女 = 濡れ場
濡れ場は言い過ぎにしても、石田衣良なら。という思考が、僕の中でこの小説をダメにしてしまいました。
映画の場合は監督の名前があまり大きく表示されないので、不要な先入観が入ってこないのですが、小説は困ったものです。